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End of Infinity
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この空が あなたの横を通り過ぎ 小さなあなたは砕けてしまう (そして とうとう、ひとりぼっち。) 小さな子供は泣きました それがあまりに 辛かったので 到着した時にはすでに、悲鳴もすっかり止んでしまった後だった。 壊れてしまった『玩具』を蹴飛ばし、 血の通わない笑みを浮かべるその存在が、空間を支配している。 「・・・新しいおもちゃがきたぞ。また随分久しぶりじゃないか。」 絶対的な威圧感に、空気の振動が重い。 例え、意志が望まなくとも。 細胞が、それを求めてしまっている。 瞬間 全身に強い衝撃を受け、瓦礫の山に吹っ飛ばされた。 息をつく暇もなく、絶妙な連携で体力を奪われていく。 ふと 片方の攻撃の手が、前触れもなく止まった。 視線の先には、震えながら座り込んでいる女の子がいる。 同時に放たれた、気弾。 「・・・・・・くっ・・・・!」 白煙の中に伸ばされた腕が 痛みを覚えた。 顔に飛び散る 鮮血。 「・・・人間ってのはつくづく不便な生き物だな。 愛とか正義とかいう下らない物の為に、必死に何かを守ろうとする。」 「心なんて邪魔なだけなのに。ねぇ?」 ・・・沸き立つ怒気が、抑えられない。 目に見えない無数の鎖が 解かれたような 気がした。 「うわあああああ!!」 いつか感じた 父が纏ったあの力が、 今 自分を包み込んでいる。 この時初めて、彼は超化していた。 「・・・へぇ・・・超サイヤ人か。・・・父親にそっくりじゃないか。」 正気と言える状態では なかったと思う。 それでもやはり、力の差は歴然だった。 腹部に熱い炎を感じ そのまま地面に倒れ込んだ。 「・・・とどめは?刺さないの?」 「いや、もう少しだけ生かしておいてもいいだろう。 漸くまともなゲームになってきたんだからな。」 ・・・この会話さえもうすでに 彼の耳には届かなかった。 救いを求める少女の瞳が、目に焼き付いて離れない。 小さな子供は泣きました。 それがあまりに 辛かったから。 (優しい気持ちが 憎らしかった・・・) ただこれだけが はっきりと 溢れる涙に滲んでいた。 (1) (2) (3) (4) <5> (6) (7) (8) (9) (戻る) |