★第10話 (3/4)
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――森の遊歩道を楽しげに歩く男女。木や繁みが不自然に揺れる。不審げに立ち止まる2人。
女「何かしら…」(男の腕を取る)
男(笑って)「タヌキか何かだよ。怖がることない………」
――突如姿を現したヒトデンジャー!後ろに倒れる男女。
女「きゃーっ!!」
男「う、うわああ!!」
ヒトデンジャー「ぬはははは…人間ども!貴様らの生気根こそぎ頂くぞ!!」
――5本の腕をひろげ男女に迫り来るヒトデンジャー。突然上空から爆音、オズブルーンの機影!飛び降りる赤星。
赤星「でやーっ!!」
――上空から蹴り。ふっとぶヒトデンジャー。
ヒトデンジャー「な、何者だぁ!!」
――起き上がって辺りを見回すヒトデンジャー。男女を守るように、2人の前に着地する赤星竜太。2人を助け起こす。
赤星「さっ、早く逃げて下さい!」
男「は、はい!」
――避難する男女。姿が見えなくなる。
ヒトデンジャー「おのれぇ〜邪魔しおって人間め!私の名はスパイダルは暗黒妖夢族最強の戦士、ヒトデンジャー!! 貴様の生気喰らい尽してくれようぞ!!」
赤星「ヒトデンジャー!お前に勝手な真似はさせねえぜ!!」
――力強くヒトデンジャーを指差す赤星。言い終わると同時に、4人が回転しながら飛び降りてくる。赤星を中心に手前に翠川、瑠衣。横に黒羽、黄龍。
黒羽「オズブルーン!!」
――黒羽が手を掲げてパチンと指を鳴らすと、旋回してベースに戻っていくオズブルーン。
ヒトデンジャー「ぬははははは、命知らずな愚か者どもめ!5人まとめて生気は頂くぞ!」
――得意げに語り出すヒトデンジャー。
ヒトデンジャー「まずは貴様らの体に我が胃袋を植え付ける! 暗黒次元より生まれた胃袋はすぐに貴様らの体に浸透し、人間どもの目で見ることは出来んのだ。さすればどこへ逃げようと貴様らの生気は全て私のものよ、ぬわーっはっはっはっは!!」
翠川「くそお…なんて奴だ!!」
赤星「ヒトデンジャー、許さん!!」
――飛び掛ってくるヒトデンジャー。ジャンプでかわす翠川、瑠衣。ヒトデンジャーと衝突、組み合う赤星。両横からジャンプキックを浴びせる黒羽。転がるヒトデンジャー。森の中からバック転しつつアセロポッド隊出現。
翠川「出たなっ!オレだって身の軽さじゃ負けないぜ!」
――木の蔓につかまり崖の向こうに飛び移る。途中、アセロポッドたちを蹴飛ばしていく。瑠衣、木の枝に飛びついて大車輪。アセロポッドを蹴り飛ばす。
黄龍「瑠衣ちゃんナイス!……うわっ!」
――数体のアセロポッドに捕まる黄龍。黒羽、ギターを上に放り投げてアセロポッドたちを飛び2段蹴りから後ろ回し蹴り、手刀当てで倒す。倒れて消えるアセロポッドを尻目に手袋を引っ張って整え、落ちて来たギターを受け止める。尻餅をついている黄龍。
黄龍「か〜っ、目立てねーからってカッコつけちゃって……よっ!!」
――前転途中の姿勢で両足を揃えて上に蹴り上げる。アセロポッドの顎にヒット。ヒトデンジャーと闘う赤星。防戦一方。5本腕の1本に殴り飛ばされる。
赤星「うわあっ!!」
――崖を派手に転げ落ちる赤星。
黒羽「赤星っ!!」
――最後のアセロポッドを倒した黒羽、崖下に手を伸ばす。。向こうの崖から翠川が走ってくる。
翠川「リーダーーっ!!」
――崖の上、赤星に気をとられた瑠衣。その隙に伸びるヒトデンジャーの腕!
黄龍「瑠衣ーっ!」
瑠衣「瑛那さん!!」
――瑠衣をかばってヒトデンジャーの腕に捕らえられる黄龍。飛びついて引き剥がそうとする瑠衣。腕から離れる黄龍、勢いがついて吹っ飛ぶ黄龍と瑠衣。
瑠衣「きゃあーっ!!」
黄龍「瑠衣!!」
――崖を転げ落ちる2人。赤星が転がっているところまで落ちる。岩場。苦しげに立ち上がりかけ、手を伸ばす赤星。
赤星「る、瑠衣、黄龍…」
――崖を走り降りて駆け寄る翠川。
翠川「しっかりして3人ともっ!」
――崖の遥か上、岩に亀裂が!!
黒羽「みんな離れろーっ!!」
――横っ飛びに4人のところに飛び込む黒羽!同時に落石!!岩に埋まってしまう5人。崖の上から見下ろすヒトデンジャー。
ヒトデンジャー「ちっ…勝手に死におったわ。奴らの生気さえ吸えば相当のパワーアップが望めたものを……」
――背を向けて去ろうとするヒトデンジャー。が、
赤星「待てっ!!」
ヒトデンジャー「ぬう!?」
――岩をどけて立ち上がる満身創痍の赤星、以下同じように4人。
赤星「着装!!」
4人「着装!!」
――変身する5人!
レッド「龍球戦隊!」
5人「オズリーブス!!」(名乗りポーズ)
ヒトデンジャー「何い〜っ!?貴様らがオズリーブスだったのかぁ!!」
レッド「罪もない人々に胃袋を植付け、あまつさえその生気を我が物とし人々を死に至らしめようとするヒトデンジャー! 許せんっ!!」
――スパイダル基地。振り向き様アラクネー。
アラクネー「何っ!オズリーブスが現れた!?」
――アラクネーの前にアセロポッド。
アラクネー「またしても奴らめ……ええい忌々しいっ!」
――マントを後ろにさばく。ふと思いついた顔。
アラクネー「アセロポッド!」
――アセロポッド、敬礼。
アラクネー「ただちにディメンジョンストーン制御光線遠隔操作装置と次元回廊の準備をおし!わたしも三次元へ向かう!」
―― ヒトデンジャーと闘う5人。
レッド「行くぞっ!レッド!!」
ブラック「ブラァック!!」
レッド・ブラック「ダブル回転フルキック!!」
―― 2人揃ってジャンプ、落下スピードに回転を加えたキック。 もんどり打って転がるヒトデンジャー。
イエロー「今だ!」
イエロー・グリーン「リーブラスター!!」
ヒトデンジャー「ぎゃあああ…!」
――走ってくるピンク。イエロー・グリーンの肩を踏み台にジャンプ。
ピンク「マジカルスティック、ジャコビニ流星ショット!!」
――スティックからリーブ波動、ヒトデンジャーを襲う。が、途中で何者かに相殺される!空中で大爆発。
ピンク「な、なんですって!?」
――不可解そうに立ち上がるヒトデンジャー。何もない空間から不気味な笑い声!「ふっふっふっふっふ………」
レッド「何者だっ!姿を現せ!!」
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