★第10話 (4/4)
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――空間に稲妻が走る。その稲妻が徐々に集中し球体になり、その中から現れるアラクネー。
アラクネー「わたしはスパイダル三次元侵略軍四天王が一人、夢織将軍アラクネー!!」
レッド「スパイダル四天王!!シェロプの仲間か!」
アラクネー「黙れ汚らわしい!! シェロプのごとき己が無能を棚に上げ、身分を笠に着るような下衆と同列するな!! ことごとく我々の邪魔をするオズリーブス…しかしそれも今日までよ。ここが貴様らの墓場だ!!」

――岩肌の崖の上に飛び上がり、手をヒトデンジャーに向ける。
アラクネー「ヒトデンジャー! 喜ぶがいい、ディメンジョンストーン制御光線が完成したわ! これでお前は無敵よ!!」

――手甲の石をヒトデンジャーに向け、石が光る!が、何も起きない。
アラクネー「な、何ですって!?なぜ巨大化しないっ!!」

――何度か試すが、やはり何も起きない。
アラクネー「ちいっ……ええい無能な科学者どもめ! ‥‥今日のところはこれで撤退よ、しかしオズリーブス! ここで貴様らがヒトデンジャーに殺されることに変わりはないわ! ゆけ、ヒトデンジャー!!」

ヒトデンジャー「おのれ、オズリーブス…!!」
――上半身の5本の腕を全部外側に開くヒトデンジャー。

レッド「これで最後だヒトデンジャー!」
5人「スターバズーカ!!」
ヒトデンジャー「ぐぎゃああああ!!!」
――ヒトデンジャー大爆発。

アラクネー「お、おのれぇ……!!」
――が、爆発したあとの煙の中に赤い光る粒子が飛び交っている。

アラクネー「!?……はっ、まさか、あれは………!」
――アラクネー、慌てて手甲の石を操作し制御光線を送る。光線が走り、爆発地点でヒトデンジャーの形を成していく。

アラクネー「そ、そうか…一度三次元で暗黒次元の命を失わねば制御光線は正常に作動しない……」
――アラクネー、自信を取り戻し一歩前に出て叫ぶ。
アラクネー「蘇れヒトデンジャー!! そしてそこの薄汚い虫ケラどもを踏み潰し、首都東京を攻め落とすのだっ!!」

――ヒトデンジャー、巨大化!!
アラクネー「ははははは、さらばだオズリーブス!! 我らの侵略とくと見るがいいわ! 地獄でな!!ハーッハッハッハ!!」

――マントを翻し、消える。下から見上げる巨大ヒトデンジャー。吠え声が天に響く。5人、地響きを立てて歩いてくるヒトデンジャーをかわしながら。
グリーン「どうしようっ、もうダメだよっ!」
イエロー「マジでアウトだぜ…!!」
レッド「バカ野郎っ!! ここでオレたちが何とかしなかったら、世界はどうなる! なんとしてでも食い止めるんだ!!」

――リーブラスターを撃つレッド。巨大ヒトデンジャーの足に命中。が、効果なし。
ブラック「レッドの言う通りだ!ブラックチェリー!」(顔を狙って)「とりゃあっ!!」

――腕で弾かれる矢。
レッド「ブラック!オズブルーンを…」
ブラック「無理だ! ブラックチェリーでも、ああなんだぞ!!」
レッド「くっ……このままじゃあ…!!」

――突然ヒトデンジャーの頭上で爆発! 次の瞬間、猛スピードで飛び去っていく巨大な機影。
ピンク「あれは…!?」

――続いてさらに大きな機影。そしてヒトデンジャーの胴体で大爆発!
レッド「まさか!」
ブラック「いや…」

――東西からエンジン音。黄色い車と緑の車。
イエロー「嘘だろ?」
グリーン「ホントだよっ!」

――上空を滑空するスタードラゴン。その上の雲の中から現れるジェットドラゴン。岩の間から砲塔を上げるランドドラゴン。崖から飛び降りるターボドラゴン。岩の凹凸を巧みにさけて走るラガードラゴン。5人のリーブレスに通信、葉隠博士。
葉隠『みんな、待たせたのお!! それぞれのメカに乗り込むんじゃ!! リーブレスの右横のスイッチを押すんじゃ、そうすればスーツのリーブ粒子で操縦席まで移動できる!!』
レッド「わかりました!みんな、行くぞっ!!」
4人「おうっ!!」
レッド(スイッチを押して)「ジェットドラゴン!」
――マスクのマークが光ってジェットドラゴン搭乗。雲の間から旋回。

ブラック(スイッチON)「ランドドラゴン!」
――マークが光ってランドドラゴン搭乗。岩を破壊しながら発進。

イエロー(スイッチON)「ターボドラゴン!」
――マークが光ってターボドラゴン搭乗。ホイルスピンさせて発進。

グリーン(スイッチON)「ラガードラゴン!」
――マークが光ってラガードラゴン搭乗。ドリフトを利かせて走る。

ピンク(スイッチON)「スタードラゴン!」
――マークが光ってスタードラゴン搭乗。雲を曳きながら後ろに回転。

レッド「合体シフト、リーブロボ!!」
――ターボドラゴン・ラガードラゴンが変形、足の部分になる。ランドドラゴンが合体飛行、胴体になる。スタードラゴンが腰になり連結。胴体ランドドラゴンの上にジェットドラゴンが胸部、腕になる。最後に頭部が現れる。5人同じコクピット。最前列中央にレッド、左右にイエロー・グリーン。真ん中にピンク、最後尾にブラック。

レッド「チャージアップ!」
5人「リーブロボ!!」(操縦名乗りポーズ)

――リーブロボと巨大ヒトデンジャーの戦い。ヒトデンジャー腕の攻撃、リーブロボその腕を掴んで投げ飛ばす。立ち上がるヒトデンジャー、リーブロボパンチで吹っ飛ぶ。

レッド「龍球剣だ!!」
――レッド、操縦桿のスイッチを押す。リーブロボの手に龍球剣。

レッド「龍球剣!!」
5人「リーブクラッシュ!!」

――龍球剣の柄の玉に五色の星が光り、剣全体が輝いてヒトデンジャーを一刀両断。ヒトデンジャー、大爆発。



――スパイダル基地。敬礼し何事か伝えるアセロポッド。
アラクネー「黙れっ!!」

――5本の指先から極細の糸を出してアセロポッドの首を締め上げるアラクネー。アセロポッドの体が宙に浮く。アラクネー、腕を振り払う。糸が消え、アセロポッドは倒れて消える。
アラクネー「……おのれ小癪な、オズリーブスめ………!!」

――拳を固める。ギリッ、という音。
アラクネー「許さぬ……………」



――オスベース。地下ドッグ。ブリッジに立つ5人と葉隠、有望。ドッグには合体した状態のリーブロボ。
翠川「すっげー!! すげえ、すっげえよ、博士っ! これがリーブロボかあ〜」
葉隠「そうじゃよテル坊。こうして見るとまた感慨深いもんじゃろ!」
翠川「うんっ!」

――目を輝かせながらリーブロボに見入る翠川。
黄龍「なーに言ってんだか。実際乗ったんじゃん」
瑠衣「ううん、乗ってるだけじゃ、こんなにすごいって分からなかったもん!」

――言葉に詰まって頭を掻く黄龍。
赤星「でも驚きましたよ、博士、まさかこんなもんまで、用意してるなんて!」
葉隠「それより乗り心地はどうじゃった?」
赤星「あ、それそれ! ちょっとイスが柔らかすぎます、あれじゃあ応接間ですよ。ショックを和らげるっていうには大げさすぎ…」

――機嫌を損ねたような有望。そっぽを向いて、手すりに頬杖をつく。
葉隠(赤星の言葉を遮って)「あ、い、いかんいかん!」(赤星に耳打ち)「ありゃ有望くんの担当だったんじゃよ〜」
赤星「えっ? おい有望〜、頼むよ!もうちょっと固くして…」
有望(有無を言わせない口調)「わかりました。よりショックに強い機体のため、チタンで作り直させて頂きます!」
赤星「なんだって!?お、おい有望!やりすぎじゃねえか!」
有望「もちろんレッドの席だけです!あなたのお尻にはちょうどいいでしょう?」
黒羽(2人の肩に手を置いて引き離す)「はいはい、はいと…」(2人の顔の間でゆっくりチッチッチッと指を振る)「皆さん、ロボに関しちゃあもっと他に言うべきことが見当たりませんかね」

――4人、顔を見合わせる。黒羽、ドッグに親指を向ける。その先に、田島たちが忙しく働いている。葉隠と有望、笑顔を交し合う。5人、手すりに沿って立つ。

赤星「ああ。俺たちは、俺たちだけで戦ってるんじゃねえ。いつだって博士や有望、洵…田島さんたちと一緒に戦ってるんだ」
葉隠「今日から、新しい仲間も増えたしのお」

――リーブロボを見上げる一同。

ナレーション「新たな仲間、合体超兵器リーブロボ! しかし、スパイダルもまた怪人を巨大化するディメンジョンストーン制御光線を完成させていた! ますます激しくなるスパイダルとの戦い。負けるな、5人の戦士! 戦え!龍球戦隊、オズリーブス!!」

   (エンディング)
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