★第12話 (6/6)
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――ツノから光線を出すゴリアント。光線を浴びるトナカンダーの死体。光線がトナカンダーの形になり、巨大化。
ゴリアント「こうなっちまえばつまらねえ感傷もクソもねえ、やっちまえトナカンダー!グハハハハ…!!」
スプリガン「ご機嫌じゃねえかゴリアント、はなからこうしてりゃよかったんだ」
(5人に手を振る)「あばよ兄弟!」
――消えるゴリアント、スプリガン。暴れる巨大トナカンダー。
レッド「なんて奴らだ、自分の仲間を…!」
ブラック「レッド、リーブロボだ!」
レッド「おう!ジェットドラゴン、発進!」
ブラック「ランドドラゴン、GO!」
イエロー「カモン・ターボドラゴン!」
ピンク「スタードラゴン、発進!」
――動かないグリーン。
ブラック「ミド、ラガードラゴンを!」
グリーン「…ダメだ!オレにはあいつを殺すなんてできない!」
ブラック「こうしている間にも被害者が出てるんだ!」
ピンク「ラガードラゴンを呼ばないと止められないわ!」
――震えたまま俯くグリーン。
グリーン「トナカンダー………」
――顔を上げるグリーン。
グリーン「ラガードラゴン!発進!!」
――各メカが発進!
レッド「合体シフト、リーブロボ!」
――合体してリーブロボ完成!
レッド「チャージアップ、リーブロボ!!」
――巨大トナカンダーと対峙するリーブロボ。組み合う2体。ツノの攻撃を喰らうリーブロボ、地面に激突。肩膝をついて立ち上がり、向かってくるトナカンダーの勢いを利用して投げ飛ばす。
レッド「今だ!」
――トナカンダーの体を逆さに抱え上げる。
レッド「リーブロボ、ドラゴン重力落とし!!」
――トナカンダーを抱えたまま飛び上がり、足の裏のジェットで飛び上がる。そのまま短時間で空を飛び、荒野の上空へ。急降下しトナカンダーの頭を地面に打ち付ける。離脱するリーブロボ。ふらつきながら立ち上がるトナカンダー。
レッド「行くぞ!龍球剣だ!!」
――スイッチを押すレッド。リーブロボの手に龍球剣。
レッド「龍球剣リーブクラッシュ!!」
――龍球剣の柄に5色の星が集まり、剣が光る。巨大トナカンダーを一刀両断。大爆発、トナカンダーの最期。
――荒野にたたずむリーブロボ。その足元に着装を解いた5人。走る翠川。トナカンダーが爆発した辺りで立ち止まる。肩で息をしている。ふと遠くに目をやると、荒野に一点光るものがある。走りよってみると、ボロボロになって砕けたベル。その場に膝を突き、地面の砂利を握り締める翠川。
――スパイダル基地。
BI「馬鹿者めがっ!!」
――手から稲妻を出し、ゴリアントに叩きつける。
ゴリアント「しっ、司令官! 確かにオレっちも失敗しやしたが、この作戦は
そもそもスプリガンの野郎が……!」
――肩をすくめるスプリガン。
スプリガン「おいおい、何を言い出すかと思えば責任転嫁かい? おめえらしくねえぜ。だいたい今回の作戦はおめえに一任すると司令官はおっしゃりなさったんだぜ。オレが手を出す訳ねえじゃねえか、ん?それともオレが邪魔でもしたって証拠でもあり?」
シェロプ「ハッ!これだから下賎の者は……それでも四天王か、愚か者め!救い難い下等生物だ」
アラクネー「その通りだわゴリアント、いい恥さらしよ。
力だけの低脳は我らスパイダルには必要ない!!」
ゴリアント「てっ、てめえらぁ〜……!!」
BI「黙れっ!」
――ゴリアントに雷を落とす。
ゴリアント「ぎゃああっ!!」
BI「貴様に任せたのが私の間違いだったわ…ええい、もう良い!去れ!!」
――逃げ去っていくゴリアント。別な方へ去るスプリガン。
BI「どこへ行くスプリガン…」
――立ち止まり、ゆっくりと振り返るスプリガン。
BI「話はまだ終っておらぬぞ。ゴリアントの言葉…あれは一体どういう意味だ」
アラクネー「司令官!ゴリアントめの言葉など…」
BI「………」
――引き下がるアラクネー。
シェロプ「バカめ…しゃしゃり出るからだ」
BI「どういう意味かと聞いているのだ」
スプリガン「さあ…ゴリアントの奴も、土壇場で他人に罪をなすりつける程度の知恵は
ついたってことですか、ねえ」
BI「ふ………」
――マントをばさりとさばくBI。
BI「よかろう。皆の者!ゴリアントの作戦は失敗に終った。次なる手は講じてあるのだろうな!」
アラクネー「ははっ」
スプリガン「アイアイサー」
シェロプ「はっ…」
――3人をゆっくりと見回し、マントを翻し闇の中に消えていくBI。
――楽しげなクリスマスソングが流れている。街の人々も楽しそう。プレゼントの箱を抱える人、ケーキの箱を片手に下げている人。サンタの扮装をした人が看板を持って踊るように歩く。イルミネーションが輝き広場に大きなツリーが飾られている。
――森の喫茶もなかなかの飾りつけ。ドアには大きなリース。店内。壁にはモール、窓には白い塗料でサンタクロースなどの絵が描かれている。ツリーに飾りつけをする瑠衣と有望。ケーキをつまみ食いする黄龍と洵。厨房から顔を出した葉隠にどやされる。スタッフルームから出てくる田島。それを見て厨房に入り、ケーキの箱を持ってくる瑠衣。田島に渡す。不思議そうに見る黄龍と洵。それに気付いて照れたように苦笑する田島。
――変わって格納庫。オズブルーンの操縦席で寝転がっている黒羽。その横を小走りに通る赤星。黒羽に気付いて立ち止まる。その手にツリーの飾りつけの大量に入った箱。小さなサンタクロースを手に、黒羽の目の前で振ってみせる。箱の中から小さなリースを取り上げる黒羽。それを操縦桿にかける。人工知能のランプを点滅させるオズブルーン。森の小路に上がる赤星。瑠衣がせかすように手招きする。有望、カウンターに座る田島の手を引っ張る。みんなでツリーの飾りつけ。
――森の奥深くの洞窟の前。小さな木が立っている。そこにしゃがんでいる翠川。パーカーのポケットから壊れたベルを取り出し、細い枝に結びつける。クリスマスソングがだんだん遠くなり、立ち上がる翠川。変わって流れ出すオズリーブスのテーマ曲。
ナレーション「輝は思った。真の平和とは何なのか。悪とは滅ぼしさえすればそれでいいのか…。苦しみを超えて、立ち上がれ輝。それがオズリーブスの、お前の友トナカンダーの願いなのだ」
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