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第34話 トリガー・ラブ
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また天井がぱくりと開き、一瞬きらめいて見えた繭玉がどさりと落ちてきた。被害者を覆ったフィルムがぱらりと剥がれた瞬間、待ちかまえていた輝が器用にそれを集め取る。輝の手の中でフィルムがハンドボールぐらいの大きさにまとまり、綺麗な真珠色の光を放った。 「リーダー」 「おお。そっと持ってきてくれ」 輝は光球を大事そうに抱えると、赤星に歩み寄る。赤星は輝が持っているものよりずっと大きな光球を両手で抱えて立っていた。小さな球が大きな球に吸収されるように一体化する。赤星の腕に少し力が入り、光球を揺すり上げるようにした。 「大丈夫?」 赤星はにっと笑って頷いたがその額にはうっすらと汗が浮いている。光球はかなり「重い」様子だった。 「また引っ張られる感じが大きくなった」 「それより下げると床に吸い込まれちゃうもんね。でも次は分けた方がいいかな?」 「まだだいじょぶだけどさ。なんかガキの時、砂袋持って立たされた時のこと思い出して、やな感じ」 「ちょっと、いつの時代の学校なのっ?」 「学校じゃないって。ウチでだよ。あのくそ親父がさー」 スーツ姿の被害者を抱え上げ、やはり眠ったままの他の人達の傍にそっと降ろした黒羽が、くすくす笑って言った。 「坊や。旦那のことはもう少し立たせとけ。まだぜんぜん反省してないようだぞ」 「うん。オレもそう思う」 「どーゆー意味だよっ」 からかいながらも黒羽は赤星からひょいと光球を受け取ってやる。サンキュ、と礼を言った赤星が大きく伸びをした。 「これ、ほんとにみんなに返せるのかな……」 巨大な真珠にも見える球の表面をそっと撫でて輝がつぶやく。黒羽が頷いた。 「今はそうできると思っておこうや。とにかくまずはエネルギー集めを妨害するのが肝心だ」 「うん。スパイダルの世界に連れて行かれっちゃったら、ちょっと大変だもんね」 「こうして時間を稼いでれば、きっとみんながなんとかしてくれるさ」 腕を揉みほぐしながら赤星が言う。輝の顔に明るい笑みが射し込んだ。 「そうだねっ。エイナも瑠衣ちゃんもハカセたちもいるんだもん。絶対だいじょぶだよねっ」 黒羽がこれみよがしな溜め息をついた。 「いやはやまったく。瑛ちゃんに命を預けることになるとは思わなかったぜ」 赤星が苦笑する。 「なんだよ、その言い方。黄龍を信じろよ?」 「何を仰います。信じてない奴を誰がリーブスに推薦するか」 3人はくすくすと笑い合った。 それぞれの心に不安はあったが表には出さない。強がりではなく、それは無意識の思い遣りだった。 ===***=== ネペンテスは厳密にはスパイダルの怪人ではなかった。ゴリアントのバイオ技術によって変形、巨大化しているが、元は地球の植物だからだ。スプリガンの開発したチップで、高いエネルギーを持つ人間を埋め込まれた"クラインチューブ"に取り込む、そのためだけに動いていた。 環境に対応するために、限定された意志のようなものはあったが、多くの人間を取り込んでおきながら、なぜ取得したエネルギー量が低いのか、といった疑問は持たなかった。とにかく腹が一杯になるまで好きなものを"食う"。それがネペンテスの存在目的だった。 活動によってエネルギーレベルが上がり、体温が上昇したり発汗している人間を求めて、ネペンテスは動き回った。なぜかどんどん獲物に出会う確率が減っている上に、"絶対食べたくない"ニオイの奴にジャマされることも多かった。だが彼はそんなことにメゲたりしなかった。 そしてやっと獲物に出会った。 鮮やかな黄色のパーカーを着た長身の青年が小降りのスポーツバッグを抱え、いいリズムで川沿いの道を走って行く。行く手を遮ると、青年は驚いて尻餅をついた。しゅるっと触手を伸ばしてフィルムで包み込み、ペロリと呑み込んだ。案の定、いい味だった。 ===***=== 「エイナっ!」 フィルムの中から現れた青年を見て、輝は悲鳴のような声を上げた。 「黄龍!」 赤星が床に倒れ伏したままの黄龍の身体に手をかける。 「まさか着装せずに?」 すぐに近寄ってきた黒羽は、それでもしっかりとエネルギー球を保持している。 「く…そ…」 驚いたことに、黄龍が起き上がろうともがき始めた。赤星がそれを抱え起こす。 「しっかりしろ!」 「…集まれ。これの、回り……」 黄龍がなんとかそう言い、持っていたバッグを持ち上げようとするが、力が足りない。 「輝、それ持て。黒羽もこっちだ」 輝が黄龍からグレーの金属カプセルのようなものを受け取る。赤星は黄龍の身体を抱え上げ、大股で被害者たちのそばに移動した。黒羽、輝もすぐ続いた。 「黄龍、あとは?」 「……コードは9999……。全員を……包む……」 「これ、リーブレスが填ってる!」 黄龍が持ち込んだ金属カプセルにはバズーカと同じようにリーブレスが填っている。それを掲げた輝が、膝をついて黄龍の上半身を支えている赤星、立ったままの黒羽と顔を見合わせた。赤星がこくりと頷く。 「輝。その高校生のあたりがいい。立った方が良さそうだ。黒羽、座ってボール保てるか。OK。黄龍、おい、大丈夫か?」 口早に指示を出した赤星が、黄龍を少し揺さぶるようにする。黄龍の消耗しきった顔に少しだけ笑みが浮かんだ。 「……はは……カンペキ……。アキラ、いいぜ……」 輝が緊張した面持ちでリーブレスにコードを打ち込み、カプセルを高く掲げた。カプセルから金色の霧が振りまかれ、そこにいる全員を覆った。 ===***=== 特警一の常識人の西条と、常識外れの育ちの良さが売り物の島であっても、風間本部長から全て黄龍瑛那と桜木瑠衣に従えと命令された時はさすがに少し面喰らった。だがOZ組と合流したとき、揺らぎは消えた。黄龍瑛那と桜木瑠衣から感じられるオーラを説明するには、日常的な語彙から乖離した言葉が必要だった。 瑠衣は黄龍を説得して「実験」を買って出た。生身のままネペンテスの前を何度か通過し、通行人を助けたのだ。香料のせいだと説明された時は唖然としたが、女性の被害者が少ない理由に合致していた。オズベースはお得意の電磁波走査で怪人の場所を絞り込み、西条と島は言われた通りに警官隊を配備した。 黄龍は怪物に飲み込まれるために淡々と準備を始め、瑠衣は無言でそれを手伝った。にっと笑って瑠衣の頬をちょっとだけ撫で、きびすを返して走り出した長身も、それを微笑んで送り出しながら、黄龍が背中を向けた途端に表情を失った少女の白い顔も、西条と島の心に突き刺さるようだった。 黄龍を飲み込んだあと、怪物は予定通り川辺のグラウンドの方にのたのたと降りてきた。草野球を楽しんでいるのは全て警察の人間だ。悲鳴を上げて逃げまどうが完全に逃げ去りもしない。もうしばらくこの地にとどまってもらう必要がある。ネペンテスはゆらゆらと触手を伸ばし始めた。そこで……。 「動きが変わった」 触手がびくりと引き攣れた。かすかな変化を瑠衣は見逃さない。 「うまくいったんですか?」 「わからないけど、行きます!」 「おい!」 西条が反射的に瑠衣を止めようとしたが遅い。少女はもうネペンテスに向かって走っていく。 ネペンテスはむちゃくちゃに触手をゆらめかせ、全体でのたうっていた。そのうちその胴体がぶうっと膨れ始める。 <瑛那さん! みんな!> 瑠衣の声なき祈りに応えるように、ネペンテスが金色の固まりをがぼりと吐き出した。回りを覆ったバリアが消える。中から怪人に呑み込まれた者達全員が姿を現した! 「瑠衣ちゃん!」 駆け寄る瑠衣に最初に気づいたのは輝だった。倒れ伏した人々の中央で銀色のカプセルを抱きしめて立っている。その傍で座り込んだ赤星に上半身を預けるように黄龍が横たわっていた。 「瑛那さんっ」 膝をついて覗き込んだ瑠衣に、黄龍が精一杯の強がり笑いを浮かべた。 「……やだね……俺様としたことが…。みっともねえ……」 赤星が瑠衣と黄龍の顔を見やる。 「二人ともよくやったな! 黄龍はパワー喰われただけだ。少し休めば……」 「いや、もしかすると……」 黒羽の声に赤星たちが振り返ると、立ち上がった黒羽が不思議そうな顔をしていた。持っている大きな光球に沢山のひび割れが入っている。やはり傍まで来ていた西条と島も固唾を飲んで見ていた。黒羽がおそるおそる光球を頭上に上げる…… 「わっ……」 短い驚きの声が重なった。球がぱりんと弾け、いくつかの小さな球に分かれて降ってくる。瑠衣も赤星も輝も黒羽も、そして当の黄龍自身も、舞い降りてきた光のボールが黄龍瑛那の胸に吸い込まれていくのを、声もなく見つめていた。 「……あれ……?」 「ここ……どこ?」 倒れていた人たちが頭を振って起きあがり始めた。呆然としていた西条が我に返り、合図を送る。野球のユニフォームと警察のユニフォームの一団がわらわらと駆け寄ってきて、被害者たちを助け起こし運び出した。 黒羽が西条に声をかける。 「先輩。その人達、頼みます。フォローできなくて……」 黒羽が示した先には2人の高校生と洒落た格好の若者が一人、まだ倒れ伏している。一番最初の2人。そして自分たちのあとの最初の1人。エネルギーを横取りできなかった被害者達だ。 「わかった。まかせろ。それより……」 縮み引き攣れていたネペンテスが再び起きあがっていた。触手の動きが元に戻り始めている。その脇の空間がゆらゆらと歪んでいた。 「ゴリアントっ」 現れた牙将軍ゴリアントは怒りまくっていた。 「くっそー、てめーら! 可愛いネペンテスになんてことしやがる! 他人に吐き気催すもの喰わせるなんざ、タチの悪い手使いやがって〜!!!」 食い物の恨みは根に持つタイプのようだった。 立ち上がった黄龍が、輝から渡されたリーブレスを左腕に巻くと、長めの髪を掻き上げる。 「うっせー! この世界に、てめーらに喰わせるもんなんか、ネズミ一匹だってねーんだよっ」 「これで終わりだ、ゴリアント!」 「ちょーどいい。てめーら5人喰い尽くせば、取り戻せるぜー! ネペンテス、喰い方わかってんだよな。あいつら全部喰っちまえ!」 ゴリアントががなって消えた。 「喰い方って……まさかあいつ、リーブエネルギーを?」 赤星の問いに瑠衣がうなずく。 「そうなの。ブラスターもブレードも食べちゃうようになったの」 「じゃあ攻撃したら、余計強くなっちゃうってことっ?」 輝の緊迫した言葉に、黄龍がのんびりと応じた。 「そーゆーこと」 一瞬固まった赤星と輝の間から、2人ををかき分けるようにして黒羽が顔を出した。 「……お二人さん。余裕かましてないで、種明かししてくれませんかね。でないと隊長さんと坊やが騒ぎ出すぞ」 瑠衣がにっこりと笑い、黄龍が黒羽もどきに人差し指と中指をピンと立てた。2人はそのまま振り返ると叫んだ。 「着装、フレグランス・モード!」 ピンクと黄色のスーツが2人を包む。だがそのボディはいつもより艶やかだ。あたりにふわっと甘い香りが漂った。 「行くぜ!」 「はい!」 2人がネペンテスに向かって突っ込む。勢いよく延びてきた触手をあっさりとブレードで断ち切った。 「ピンク!」 黄龍が投げたブレードを左手で受け取った瑠衣が両手にブレードを引っさげて、ネペンテスの懐に飛び込んで行く。 「今度は逃がさないっ!」 ネペンテスは己を防ぐために再び触手を伸ばすがピンクのスーツに触れようとしてはふわりと宙に避ける。瑠衣はそれを容赦無く叩き切って行った。 「チャクラム!」 黄龍の投げた2枚の円盤はネペンテスの足を狙う。何度かのシュートでネペンテスは手足をもがれ、元の袋の姿に近くなっていった。 唖然としてイエローとピンクの背中を見送った赤星達3人のリーブレスから、有望の声が聞こえてきた。 <あの怪人は匂いで獲物を判断してたみたいなの。そして香水をひどくいやがることを黄龍君が見つけてくれた。だから2人のリーブレスに手を加えて、スーツやブレードの表面に香料分子を定着させたのよ> 「じゃあ、黄龍が持ってきてくれたあのカプセルは……」 <そう。香り付きリーブシート発生装置。うまくいって本当に良かった> 「そうだったのか……って、なっ、なんすか?」 近寄ってきた島が急に3人に何かを吹き付けたので赤星が驚いた声をあげた。 「あれ。すごくいい香り!」 輝が嬉しそうな声を上げる。 「でしょう。ほらほらこれつけてれば安全です。また飲まれちゃ大変ですからたっぷりと付けておかないと」 にっこり笑った島の手にはド派手でどでかい香水瓶が握られている。 「可愛い香りだよね。ね、りーだ……、あ、あれ……?」 赤星は赤ジャンパーを脱ぎかけて咳き込んでいたし、黒羽は手で目のあたりを覆ってうつむいている。 「ど、どうしたのっ?」 「お、俺、こーゆー香りの、強いのダメ……。鼻痛い、頭痛い……」 「あ……アカさんと、クロさん、怪人と同じですか?」 「勘弁して下さい……。板前にゃ、香水とタバコは厳禁だってのに……」 「……誰が板前なの……」 今度は3人のリーブレスから黄龍の声が聞こえてきた。 <ほーら、バズーカ、頼むぜ、お三方!> 「お、おう! スターバズーカ!」 「「「着装!!」」」 バズーカのエネルギー弾もしっかりと香料で覆われていた。ネペンテスが吹き飛んだあと、辺り一面、に酔うほどに甘い香りが立ちこめた。 スーツが解除されると、いつも通り、5人は自分以外の4人の様子をさり気なく見回した。生身の姿を見ることで互いの安全を確認する。いつの頃からか、これが彼らの無意識で暗黙の儀式になっていた。 赤星が黄龍と瑠衣に歩み寄り、ありがとうと言おうとして、固まった。 「る、瑠衣……?」 瑠衣が急に俯き、両手で顔を覆ったのだ。声は無いが肩が震えている。 赤星の目はまん丸になり、黒羽でさえ驚いた顔になる。黄龍の開きかけた口は、戸惑ってパクパクするだけ。輝だけは少し余裕の表情で、瑠衣と黄龍を見比べていた。 「る、瑠衣ちゃん、どうしたっての? ちょ、ちょっと、さ……」 黄龍の声がやっと出て、瑠衣の肩を叩くようにする。 「ごめん……」 瑠衣が俯いたまま呟いた。 「みんな、帰ってきて良かった……。帰ってこられて……良かったよ……。良かった……」 自覚する余裕の無いままに澱み積もった不安と恐怖。それが今始めて涙に溶けて流れていく。黄色のパーカーをぎゅっと掴んで、少女はしばし泣きじゃくっていた……。 ===***=== あの人があの怪物に呑まれに行くと行った時、とても怖かった。他に手がないと解っていてもイヤだった。新しい装置を作っている博士や有望さんを恨みたくなるほどだった。でも一方で、彼が決めたことだから、きちんとやらせてあげたい気もして、すごく複雑で……。あの人が包まれて飲み込まれた映像は、まだ頭にこびりついている。 無事に戻ってきてと祈っていた。ダメだったら次はどうするかって考えていた。 どうしても、どうしても、無事でいて欲しかった。 あの人がみんなと一緒に無事出てきた時、ただただ嬉しかった。 ―――だから、あいつを、憎いと思う余裕がなかった。 大事な人を助けたい。守りたい。 それって、あんなキモチのことなんだ。 みんなを守る為に戦ってると思っていたけど……今まで、あたしは……。 だけど…… 「……ちゃん……? 瑠衣ちゃんってば!」 瑠衣はびっくりして顔を上げた。小さなテーブルの向こうから小倉亜由美と千葉メイがまじまじと自分を見ていた。例の広場。瑠衣の前のアイスティは、一口も飲まれないままに氷が全部溶けていた。 「……あ、あれ。ごめん。え……と、何?」 「聞いてないし」 「どうしたの、瑠衣ちゃん。やっぱまだ具合悪い?」 瑠衣は昨日、学校を休んでいた。 「ううん。もう大丈夫。ただちょっと考え事してたから。ごめん」 亜由美がしょうがないなぁというジェスチャーで話し出す。 「じゃあ、最初から言うよ。北島がね、やっぱどうしても瑠衣と話したいんだって。あいつ、ホントに瑠衣のこと好きなんだよ。一度会って話してみない?」 瑠衣を見つめる亜由美の顔はとても真剣だった。 この友達には好きな人が居る。だから誰かを好きなクラスメートのキモチが解る。なんとかしてあげたいと思うんだろう。 でも今はあたしにも解る気がする。亜由美ちゃんのキモチも、北島君のキモチも……。 瑠衣はゆっくりと首を振った。 「ごめんね、亜由美ちゃん。北島君にも、ごめんねって言ってくれる?」 「……この前、好きかわからないって言ってた人?」 「うん、そう。わかったの。あたし、あの人、好きなんだ」 亜由美とメイが顔を見合わせた。その顔がにこーっとほころんでいく。殆ど声が揃った。 「で、誰々? 同じ学校?」 瑠衣は思わず脱力した。亜由美とメイの目がきらきらしている。 「違うよ。知り合いの知り合いなの」 「向こうから好きって言ってきたの?」 「違う違う。あたしが好きなだけ」 「いつ言うの?」 「まだ……ちょっと……」 「うーん、北島になんつったらいいかなぁ」 瑠衣は半分溜息をついて、半分苦笑した。少し考えて亜由美とメイの顔を見る。 「その人ね、もう社会人なの。でも今すごく大事な仕事をやってて、忙しいっていうか……。だからもうちょっとね……。自分の気持ちも、もっときちんと考えたいし」 亜由美が丸い目で肯いた。 「わかった。北島にはちゃんと言っとくよ。だって、瑠衣もホントにその人のこと好きみたいだから」 瑠衣もまたこっくりと深く肯いて返した。 「うん。ありがと」 恋は全ての優しい気持ちの始まり。 不思議な人から聞いたそのフレーズを、瑠衣は今思い出していた。 (おしまい) 2006/2/11
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